事例NO.30 |
Category ビザ (定住者) |
申請者 |
女性 47歳 (当時) |
国籍 |
中華人民共和国 |
「離婚」→「定住者」
平成2年に31歳で来日し、
平成 9年4月〜平成15年7月 日本人との最初の結婚
平成16年3月〜平成18年6月 日本人との2回目の結婚
いずれも「子はなし」
申請日は、2006年12月初旬、2週間で変更許可
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本件は依頼者のプライバシー等を考慮し、若干変更して掲載致しました。
相談者は、中国で中国人男性と「結婚」、長男を「出産」、来日後に「離婚」しています。その後彼女は、日本で最初のご主人と結婚した後、生活のために、仕事(レストランでの配膳の仕事)を頑張っていました。
しかし、ご主人が定職に就かない状態が永く続いたのです。
彼女には責任のない理由ですが、ご主人と「離婚」してしまいました。
婚姻期間は6年3ヶ月でした。
その後、彼女が落ち込んでいた時に、色々と相談に乗ってくれていた日本人男性と「再婚」しました。
初めの頃こそ、仲の良い夫婦でしたが、次第に「性格が合わない」事がはっきりして来て結局2年3ヶ月で、この結婚も破局を迎えました。
彼女は落ち込んで、5ヶ月ぐらいなにも手に付かず、一人でボーッとしていたそうです。
47歳になった彼女は、通算で16年間日本に滞在していましたので、今更故郷の中国に戻っても、実際には戻る場所すらなく、当然収入を得るアテもありません。
彼女はビザの期限が迫ってきた、2006年の11月に当事務所を相談に訪れました。
とにかく、
- 日本にこのまま居たい。
- 今更、中国に戻っても生活できない。
- もう結婚のビザは欲しくない、可能ならば定住者のビザに変えられないか。
との3点が彼女の主張でした。
当事務所では、「離婚」→「定住者」の手続きを進め、このケースでは、僅か、2週間足らずで許可がされました。
彼女は、今は、一人で、日本で、静かに暮らしているとのことです。
日本人配偶者の子はいませんでしたが、2つの結婚は、通算で8年6ヶ月になりますから、「定住者」への変更は、比較的早く頂くことができました。
以上
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